Macでアプリのアイコンを任意の画像に変更する方法

僕はPhotoshopとLightroom Classicを主に使用しているのだが、今年のPhotoshopのアップデートでPhotoshopのアイコンは変わったもののLightroom Classicのアイコンは以前までと変わらず、LightroomとPhotoshopをDockに並べると不揃いで不格好だったのでLightroom Classicのアイコンを変更してみた。

アイコンのスタイルが不揃いで統一感がない

ここではMacアプリのアイコンを任意のものに変更する方法を紹介する。

Macアプリのアイコンを変更する下準備

もし「Finder」や「システム環境設定」などのMacのネイティブアプリのアイコンを変更したい場合、「System Integrity Protection(SIP)」というシステムファイルの保護機能を無効化する必要があるため、下記の手順でSIPを無効にしよう。

なお、サードパーティーのアプリケーションやディスクボリュームのアイコンを変更する場合は下記の手順を踏む必要はない。

SIPを無効にするにはまずMacを起動・または再起動してすぐにCommand+Rキーを押し続け、リカバリーモード(macOS復旧)に入る。

「日本語」をクリックして次へ。

管理者ユーザーを選択して次へ。

メニューバーの「ユーティリティ」から「ターミナル」を起動し以下のコマンドを実行する。

csrutil disable

英文が出たらMacを通常再起動させる。

なおアイコンを変更した後は再度リカバリーモードを起動し、下記のコマンドを実行してSIPを再度有効にしよう。

csrutil enable

コマンドを実行したらMacを通常起動する。

Macアプリのアイコンを任意の画像に変更する方法・手順

LiteIconで変更する

Macのアイコンを変更する上で一番手っ取り早く安全なのは「LiteIcon」という無料アプリを使用する方法。

まず上記リンクから自身の使っているmacOSのバージョンに合うLiteIconアプリをダウンロードしよう。

恐らくほとんどの人のMacがmacOS MojaveかCatalinaだと思うので基本的には最新バージョンをダウンロードすれば問題ない。

LiteIconを起動して上記警告が出たら「開く」をクリック。

SIPを無効にしていない場合、上記のような警告が出るがシステムアイコンを変えるのでなければこのまま「Continue」を選ぶ。

希望のICNSファイルやPNG画像をドラッグアンドドロップ

LiteIconが起動したら上記画像のようにアプリケーションのアイコン一覧がLiteIconのウィンドウに表示されるので、変更したいアイコンに希望のICNSファイルやPNG画像をドラッグアンドドロップする。

LiteIconの画面にアイコンの変更が反映されたら右下の「Apply Changes」をクリックして適用させる。

アイコンを変更したアプリケーションを一回起動してアイコンの変更が反映されたら作業終了。

もし上記の操作でアイコンの変更が反映されない場合は一度ターミナルで下記コマンドを実行してDockをリセットしてみよう。

killall Dock

ドラッグアンドドロップで変更する

LiteIconなどのアプリケーションを用いずにアイコンを変更する最も簡単な方法は変更したいアプリケーションを右クリックして「情報を見る」のパネルを表示し、左上のアイコンに任意の画像(icnsファイルやPNG)などをドラッグアンドドロップする

ドラッグアンドロップすると管理者パスワードを聞かれるのでパスワードを入力すればアプリのアイコンが変わるはずだ。

元に戻す際は先ほどと同じく「情報を見る」の左上のアイコンをクリックして選択状態にした上で「Deleteキー(あるいはBackspaceキー)」を押せば元のアイコンに戻る。

すぐにアイコンが反映されない場合は一度Macからログアウト、またはMacを再起動して変更したアプリを開きなおしてみよう。

なお、この方法だとログアウトや再起動をしても場合によってはアイコンが変わらず上記のように一般的なファイルアイコンが表示されてしまったり、元に戻そうとしても元のアイコンファイルが表示されない場合がある。

この問題が起きた場合はターミナルを開き以下のコマンドを実行してFinderやDockの再起動を試してみよう。

killall Finder
killall Dock

画像をICNSに変換してからドラッグアンドドロップで変更する

前述の方法が上手くいかなかったりアイコンがおかしくなった場合、アイコンにしたい画像がJPGやPNGなどのファイルなら一度ICNSに変換してからドラッグアンドドロップしてみよう。

画像をICNSに変換するには下記のような画像変換サービスを使おう。

CHECK

上記サイトにアクセスしたら「CHOOSE FILE」をクリック。

ICNSにしたい画像を選択したら変換先のフォーマットを「ICNS」にして「CONVERT」を実行する。

処理が終わると「DOWNLOAD.ICNS」というボタンが表示されるのでクリックしてICNSファイルをダウンロードしよう。

あとは前述の方法と同じく改めて今回ICNSに変換した画像をドラッグアンドドロップしてみよう。

アプリケーションのICNSファイルを入れ替える

それでもアイコンの置き換えができない場合、アプリケーションのデフォルトアイコンを入れ替える方法でアイコンを変更してみよう。

まずアイコンを変更したいアプリケーションを右クリックして「パッケージの内容を表示」をクリックする。

開いたフォルダを辿っていき「Resources」のフォルダを開く。

フォルダ内にあるデフォルトのアプリアイコンのファイル名をリネームする(画像の場合はAppOld.icnsにリネーム)。

デフォルトのアイコンファイル名は大抵のアプリケーションでApp.icnsAppicon.icnsという名前だ。

アプリケーションによってデフォルトのアイコンのファイル名は変わってくるが、一目でそれとわかるファイル名なのでさほど苦労せず見つけられるだろう。

続いてアイコンにしたい画像やアイコンファイルをデフォルトのアイコン名にリネームして置き換える。

Lightroom Classicのデフォルトのアイコンのファイル名はApp.icnsなので、画像では「App.icns」というファイル名にリネームして置き換えている。

ICNSのファイルを生成するには先ほど案内した画像変換サービスを使おう。

CHECK

その後、再起動しアプリを開き直せばアプリアイコンが変わっているはずだ。

もしアプリアイコンに変化が現れなかったらターミナルで以下のコマンドを実行しよう。

killall Finder
killall Dock

アプリアイコンを変更した結果

アプリアイコンを変更するとこのようにDockのアイコンもLightroom ClassicとPhotoshopで同じスタイルのアイコンになるため統一感が出るようになった。

基本的にアイコンの変更は例え手順を間違えておかしなことになってもmacOSのシステムに影響が出る可能性は低いので、気に入らないアイコンがあった場合は紹介した方法で任意のアイコンに変更してみよう。