AXVisualSupportAgentのCPU使用率が高い場合の対処法

macOS Catalina、特に10.15.4にアップデートにしてから頻繁に「AXVisualSupportAgent」というプロセスによってCPU使用率が異常に上昇するという現象に見舞われた。

6コア12スレッドの環境であってもかなりのCPU使用率となり、さすがに無視できるものではない。

ここではAXVisualSupportAgentの解説とAXVisualSupportAgentのCPU使用率が高い場合の対処法を紹介する。

AXVisualSupportAgentとは?

AXVisualSupportAgentというプロセスについてAppleは明確な説明をしていないが、これは「アクセシビリティ」に関係するプロセスである。

試しにControl+トラックパッドやマウスのスクロールで画面ズーム機能を使うとmacOSのバージョンにもよるがAXVisualSupportAgentのCPU使用率が上がるはずだ。

AXVisualSupportAgentのCPU使用率を下げる手順

前述の通り、このプロセスはアクセシビリティ関連のプロセスであるため、アクセシビリティの機能を使わない場合はシステム環境設定のアクセシビリティ関係の設定を見直そう。

システム環境設定を開いたら「アクセシビリティ」をクリック。

ズーム機能をオフ

アクセシビリティの設定画面を開いたらまず左パネルから「ズーム機能」を選択し「キーボードショートカットを使ってズーム」及び「スクロールジェスチャと修飾キーを使ってズーム」のチェックを外してオフにする。

イメージのスムージングをオフ

次に同ウィンドウ内にある「詳細」ボタンをクリックする。

上記のウィンドウが開いたら「イメージをスムージング」をオフにして「OK」ボタンをクリックする。

もしその他の設定にもチェックが付いており、それらの機能を使っていないのならこの画面内の設定を片っ端からオフにしてもいいだろう。

音声コントロールをオフ

続いてアクセシビリティの左パネルから「音声コントロール」を選び「音声コントロールを有効にする」をオフにしよう。

AXVisualSupportAgentというプロセス名から考えると音声コントロールがこのプロセスと関係がある可能性は低いかもしれないが、音声コントロールをオフにしても特にデメリットはないので使っていないならオフにしておくといいだろう。

AXVisualSupportAgentのCPU使用率が上がらないか確認

上記設定をオフにしたら改めてMacで何らかの操作を行なってAXVisualSupportAgentプロセスのCPU使用率をチェックしてみよう。

僕の場合は前述の設定をオフにしたところAXVisualSupportAgentのCPU使用率は劇的に下がったが、もし依然としてAXVisualSupportAgentのCPU使用率が高い場合はアクセシビリティ設定を見直し、使わない機能は全てオフにしてもいい。

なお、AXVisualSupportAgentというプロセスはmacOSのシステムに根差したプロセスなので無効化したり強制終了を行うのはお勧めしない。

また、AXVisualSupportAgentの高CPU使用率問題は少なくとも僕の場合はmacOS Catalina 10.15.4にアップデートしてから頻繁に発生するようになったため、macOS Catalinaが原因だとすると本記事の対処法はあくまで一時しのぎであり、根本的な解決にはmacOS Catalinaの修正を待つ必要があるかもしれない。

まとめ

macOSではCatalinaに限らず何らかのプロセスが時々高いCPU使用率を示すことがあるが、大半の場合は必要とされている処理を行なっているだけなのであまり心配する必要はない。

ただ、今回のようにアクセシビリティ関係のプロセスが6コア12スレッドのMacでかなりのCPU使用率を食うのは通常の動作を逸脱しているため、AXVisualSupportAgentプロセスの高CPU使用率に悩まされているなら本記事の対処法を試してみてほしい。