Apple Developer Programへの登録方法とデベロッパーではない僕が登録した理由

先日7月25日、以前から迷っていたAppleのデベロッパー向けサービスApple Developer Program(メンバーシップ年額11,800円)に登録した。

ここではApple Developer Programへの登録方法と登録した理由を説明する。

なお、AppleSeedプログラムと同じくデベロッパープログラムで配布されているベータソフトウェアは機密扱いとなるため、macOS Big Surなどのベータについては公開されている技術仕様・互換性以外の情報やスクリーンショットは正式版リリースまで掲載しないのでご理解願いたい。

Apple Developer Programに登録した理由

本来はアプリ開発などを行うデベロッパーが登録するプログラムにデベロッパーでもない僕が登録した理由は下記の通り。

  • 自分で使う目的でカスタムプロファイル、簡単なアプリを作った際にコード署名がないと不便と感じることが多くなった
  • macOS Big Surやその他ソフトウェアのデベロッパーベータを使用したかった
  • デベロッパープログラムに登録しているユーザーと情報交換ができる
  • パンデミックによりIT技術の活用の加速が起こっており、更に組織ではなく、より一層個人が重視される時代が到来すると思われるため、パンデミック終息後の世界に備えて良い経験が積めると思った
  • Safari向けにいくつか作りたい機能拡張がある

以上が理由であるが、最も大きい理由はやはり「コード署名」が可能になることだ。

コード署名とは?
コード署名とは、そのアプリケーションの開発者がApple Developer Programの一員であり、かつAppleがその証明書を発行したことを保証する署名のこと。
コード署名がないと例え自分で開発したアプリケーションであっても様々な制限が課されてしまう。

Apple Developer Programに登録し、審査が終わって正式な会員になると自身で作成したスクリプトやプロファイル、アプリケーションにコード署名を付与できるようになるため、仮に自分だけしか使用しないスクリプトやアプリケーションであっても融通が利く。

また、macOS Big Surのデベロッパーベータを利用したいというのも大きな理由の一つだ。

Apple Developer Program登録までの手順

ここからApple Developer Program登録までの手順を規約的に問題のない範囲で解説する。

まずAppleのDeveloperページを開く。

右上の「登録」をクリック。

「登録を開始する(英語)」をクリック。

まず個人情報を日本語で入力し、更に画面下部でローマ字で再び同様の個人情報を入力していく。

「Phone Number」の「Country Code」は日本の場合「81」となる。

「Select your entity type」の欄ではアプリ開発をどういった形態で行うのかを指定する。

個人で利用する場合は「Individual / Sole Proprietor」を選択する。

上記画面が出たら飛ばさずにきちんと英文を読み、チェックボックスにチェックを付けて「Continue」をクリック。

「Complete your purchase」と出たら「Purchase」をクリック。

なお、ここに表示されている「Enrollment ID」を確認しておこう。

日本語の購入画面が表示されるのでクレジットカードのセキュリティ番号などを入力する(その他の項目は大抵の場合自動で埋まる)。

最終確認画面が出るので「注文する」をクリック。

「ご予約が完了しました」と表示されれば購入完了。

なお、注文確認メールはすぐに送られてくるが、Apple Developer Programの登録完了までは数日かかり、登録完了メールが送られてくるまではデベロッパーアカウントにはログインできない。

試しに購入直後に自分のデベロッパーアカウントページにアクセスしてみると「Your purhcase may take up to 48 hours to process(処理が完了するまでには48時間ほどかかる場合がある)」という表示がされる。

なお「complete your purchase now」をクリックしても再度購入画面に飛ぶだけなので意味はない。

登録完了メールが送られてきたらログインして完了

その後、人によってはアクティベーション処理に1週間かかる人もいるようだが、僕の場合は2020年7月25日土曜日の夜に申請、7月27日の月曜日朝に登録完了メールが送られてきた。

なお、メールからアクティベーションなどを行う必要はなく、登録完了と同時にDeveloperアカウントが自動で有効になる。

今回の申請から登録完了までの流れを見ると、当たり前かもしれないが土日はAppleによる登録処理は行われないようだ

あとは自分のアカウントページにログインすれば完了となる。

いつまで経っても完了しない場合、サポートに問い合わせる

なお、土日でないにも関わらず登録完了メールが数日間来ない場合はApple Developer Programのサポートに問い合わせよう。

まずデベロッパーページの「サポート」をクリック。

「お問い合わせ」をクリックしてチャットやメールであればApple Developer Programへの登録の際に表示されたEnrollment IDを明記した上で問い合わせよう。

まとめ

今のところ僕にはきちんとしたアプリを作ってApp Storeや自分のページで配布をしようという考えはないが、コード署名やデベロッパーベータソフトウェアが利用できるという利点を考えると、興味があればデベロッパープログラムに登録してみるのもいい経験なのではないかと思う。