

macOS Catalinaのバグとして「アクティビティモニタ」の表示が上記画像のようにプロセス名だけが表示され、CPUやメモリのグリッドが表示されないというものがある。
今回はmacOS Catalinaでアクティビティモニタの表示がおかしい場合の対処法を紹介する。
INDEX
対処法
右にスクロールしてカラムを調整
この問題はアクティビティモニタが極端に横長になってしまうのが原因のため、アクティビティモニタを右にスクロールして手動でカラムを調整すれば元に戻せる。

上記画像のように手動で調整して元に戻したのであれば設定は維持されるため、今後はこのバグが起こらないはずだ(管理人の環境ではこのバグは1回限りであり、その後は発生していない)。
.plistファイルの削除
手動でカラムを調整するのが面倒ならアクティビティモニタのplistファイルを削除するのも有効だ。
ちなみにこの方法は少なくとも管理人の環境ではmacOS Catalina 10.15.4のみ効果がなかったため、10.15.4を使っている人は前述の方法で手動で戻そう。
アクティビティモニタのplistファイルを削除するにはアクティビティモニタを終了した状態で以下のコマンドをターミナルで実行してcom.apple.ActivityMonitor.plistを削除する。
sudo rm ~/Library/Preferences/com.apple.ActivityMonitor.plist

パスワードを求められたら管理者パスワードを入力しよう。
コマンド実行後、改めてアクティビティモニタを再度起動すれば表示は正常になるはずだ。
まとめ
このバグはmacOS Catalinaがリリースされて以降、様々なユーザーが報告しているが全く修正される気配がない。
具体的な発生条件は不明だがAppleには早急な修正を望みたい。