Mac・日本語対応おすすめSteamノベルゲーム

PCゲーミングプラットフォームであるSteamは今やPCゲーマー以外でも一度は聞いたことがあるくらい知られた存在になっているが、SteamにはMac対応のノベルゲーム(美少女ゲーム)も存在し、中にはアニメ化されたり、コンソールでも発売された有名な作品もある。

ここではMacに対応し、なおかつ日本語でプレイが可能なおすすめSteamノベルゲームを掲載する。

なお、18禁のノベルゲームの一部もSteamでは取り扱っているが、ほぼ全ての18禁ノベルゲームはWindowsのみの対応となり、Kindred Spirits(日本語非対応ではあるが)などMacに対応している作品もあるにはあるのだが、Googleアドセンスの規約や一般的な道徳観念に則り、ここではリンクを張れないので、ご迷惑をおかけするが気になる方は”Kindred Spirits”という単語でご自分で検索してほしい。

Macに対応しているノベルゲームを探すには?

本題に入る前に、SteamでMac・日本語対応のノベルゲームを絞り込む方法を紹介する。

なお、Mac版Steamは最適化不足で極めて動作が重いため、MacでSteamのゲームを検索する際はブラウザから探した方がレスポンスが良い。

ちなみに以下の方法を自分で設定するのが面倒な場合は”こちらのリンク”から直接飛べば今すぐにでもMac・日本語対応のノベルゲーム一覧が表示される。

Mac・日本語対応のSteamノベルゲームを絞り込むには、まずSteamのトップページを開く。

右上に検索ボックスがあるので”ビジュアルノベル”という単語を入力。

ビジュアルノベルというのは日本ではあまり聞き慣れないが、海外では美少女ゲームやノベルゲームを指す際に広く使われている単語だ。

ちなみに日本でビジュアルノベルと言うと、テキストが縦に小説形式で表示されるタイプのノベルゲームのことを指す。

ビジュアルノベルで検索すると、ずらっとゲームのリストが表示されるがこのままだとWindowsのみ対応のゲームや日本語非対応のゲームが混在しているので、右下の”OSで絞り込み”の欄から”Mac OS X”、”言語で絞り込み”の欄から”日本語”にチェックをつける。

以上でMac・日本語対応のゲームのみが検索結果に表示されるはずだ。

Mac・日本語対応のおすすめノベルゲームまとめ

では、Mac・日本語対応のおすすめノベルゲームをまとめる。

なお、以下のリストには僕がSteam以外の媒体(DVDなどの物理メディアやコンソール)でプレイした作品や、途中でプレイが止まった作品も含まれるが、Steamレビューや各所の評価を見ておすすめ出来ると判断したものは掲載している。

VA-11 HALL-A

おすすめ度
(5.0)
価格:1,500円

種別:商業

開発:Sukeban Games

販売:Ysbryd Games, AGM PLAYISM

ボイス:なし

当初はWindowsのみの対応だったが後にMac、Steam OSに対応した作品。

読みは”ヴァルハラ”。

僕は既にPS4版を全エンディングクリア済みで、PS4版に飽きたらず改めてMac版を購入したほど大好きなゲームだ。

日本文化に大きな影響を受けたベネズエラの開発スタジオが制作したゲームであり、ノベルゲームとバーテンダーシミュレーションゲームをミックスし、そこにサイバーパンクなど独自のテイストを加味した一風変わった作品。

正確にはノベルゲームというよりは、シミュレーションにテキストアドベンチャーの要素を落とし込んだゲームといった方がいいかもしれない。

性的な内容や下ネタがかなりあるのだが、ストーリーの本筋としては近未来のディストピア社会で暮らす人々との交流を、バーテンダーであり主人公である女性”ジル・スティングレイ”の目線を通して体験していくというもの。

詳しいレビューは以下の記事を参照してほしいが、僕はこの作品の大ファンであり、近年プレイしたノベルゲームの中では一、二を争うほど心に響いたと言っても過言ではない。

VA-11 Hall-A:Cyberpunk Bartender Action PS4版レビュー

現在は続編である”N1RV Ann-A”が制作中。

Danganronpa 1+2

おすすめ度
(5.0)
価格:各2,138円 1+2セット版3,848円

種別:商業

開発:Spike Chunsoft

販売:Spike Chunsoft

ボイス:あり

ダンガンロンパシリーズは僕はスピンオフを含めて全作をプレイするほどのファンなのだが、1と2に限ってはMac対応であり、日本語にも対応している。

内容はノベルゲームをベースにした特殊なシューティングゲームとでも言えばいいのか、非常に言葉で説明するのが難しいゲームシステムなのだが、ストーリーに関してもゲームのギミックに関してもとても良く出来ており、ノベルゲームに興味がない人でも楽しめる内容となっているので、気になったら是非プレイしてほしい。

注意点として、本作にはアクション要素があるためにトラックパッドでのプレイはかなり厳しく、僕が試した限りではMagic Mouse 2でも操作に難があったため、別途普通のPC用のマウスが必要になるかもしれない。

なお、1と2はストーリーが繋がっているので購入する場合はセット版がおすすめ。

ちなみに本作の続編の3もPC向けにリリースされているが、Macには対応していないのが残念。

Sound of Drop - fall into poison-

おすすめ度
(4.5)
価格:1,280円

種別:同人

開発:あいうえおカンパニー

販売:Sekai Project

ボイス:なし

あいうえおカンパニーという同人ノベルゲームサークル開発の作品。

日本語での原題は”しずくのおと -fall into poison-”

オーソドックスなノベルゲームではあるが、ストーリーはこの手のゲームにしては珍しくホラーであり、少々グロいシーンも存在するので人は選ぶがストーリー・キャラクター・BGM共に低価格商業ゲームと比べても遜色のない出来。

舞台が水族館なので、幻想的な雰囲気が終始漂ってるのも魅力的。

Fatal Twelve

おすすめ度
(4.0)
価格:2,500円

種別:同人

開発:あいうえおカンパニー

販売:Sekai Project

ボイス:あり

Sound of Drop - fall into poison-のあいうえおカンパニーの第二作目。

今作ではKickstarterでのクラウドファンディングに成功し、全編フルボイス化がなされ、更に商業ゲームのクオリティに近づいた作品となっている。

内容としては一人の女子高生が自身の命をかけて、運命の女神が仕掛ける12人によるゲームに挑むというもの。

前作とは打って変わって、こちらはバトル物のような様相を呈しているがどんでん返しや感動的なシーンも多くあり、先が気になる展開の連続でとても楽しめる。

fault - milestone one

おすすめ度
(4.0)
価格:1,480円 コンプリート版5,072円

種別:同人

開発:ALICE IN DISSONANCE

販売:Sekai Project

ボイス:なし

1・2・3とシリーズ化されており、DLCなどを含んだコンプリート版は5,072円になる。

中世ファンタジーの世界観を舞台にしたファンタジー物語であり、オーソドックスな設定ではあるのだが、シナリオの完成度が高いために一定数のファンがいる他、Nitendo Switch・PS4への移植も決定している。

僕は1の時点でファンタジー物が肌に合わなかったため、途中でプレイが止まっているが、それでも設定やキャラクターの個性が光り、ファンタジーのジャンルに抵抗がなければ十分におすすめ出来る内容だった。

The Orchard of Stray Sheep

おすすめ度
(4.0)
価格:980円

種別:同人

開発:Namaage

販売:Sekai Project

ボイス:なし

原題は”マヨイヒツジの果樹園”

孤島の学校に赴任してきた教師”山田一郎”が、そこで様々な少女たちと知り合い、少女たちの悩みや秘密に苦悩・葛藤しつつ、自身の過去に起きた出来事と向き合う物語。

BGMはフリー素材であり、イラストやオープニング曲においても商業ゲームのクオリティと比べると少し物足りないが、980円にしてはボリュームがあるストーリーで物語の内容自体も悪くない。

A Kiss For The Petals - Remembering How We Met

おすすめ度
(4.0)
価格:980円

種別:同人

開発:聖ミカエル女子学園

販売:Sekai Project

ボイス:あり

原題は”その花びらにくちづけを 出会った頃の思い出に”

いわゆる”百合”ノベルゲーム。これまでに紹介したゲームと違って人が死んだりすることもなくホラー要素も皆無で、絵も可愛いために気軽に楽しめる作品。

ファンディスク・続編的となる”その花びらにくちづけを にゅーじぇね!”という作品も存在するが、Steamでは第1作目の本作しか販売されていない。

Narcissu 1st&2nd

おすすめ度
(5.0)
価格:無料

種別:同人

開発:stage-nana

販売:Sekai Project

ボイス:あり

原題は”ナルキッソス”

かなり有名な作品なので、聞いたことがある人もいるかもしれない。

今から10年以上前にフリーソフトとしてWeb上で公開され、かなりの反響を呼んだ作品であり、その後は商業デビューを果たし、小説版も一般の書店に売っているほどの人気作品。

1と2は無料で公開されており、内容も無料作品とは思えないほどの出来。

ただストーリーは終末期医療の”ホスピス”という題材を扱っているために、かなり重い内容となっている。

ただ、その分感情に訴えかけるストーリーであり、僕は初プレイ時は泣いてしまった。

ノベルゲームに興味がなくても是非プレイしてほしい一本。

Higurashi When They Cry

おすすめ度
(4.5)
価格:単品:598〜798円 6本セット:3,948円

種別:同人

開発:07th Expansion

販売:MangaGamer

ボイス:なし

原題は”ひぐらしのなく頃に”

超有名な作品なのでオタクでなくとも知ってる人も多いはず。

元は同人ゲームであったが、同人ゲームとしては異例の人気を博しテレビアニメ化、コミカライズ、ノベライズ、ゲーム化など、今でも多くのファンがいる人気作品。

内容はサスペンス+ホラーであるため、人を選ぶかもしれないが、よく練られたストーリーと設定、個性豊かなキャラクター、後半の急展開で読者を釘付けにする。

なお本作はシリーズ化されており、全てのストーリーが繋がっているため、全編を読むことによってのみ謎が明かされる仕掛けなので、総プレイ時間は100時間を超える。

気軽にプレイしたい人にとっては少々長すぎる作品かもしれない。

Umineko When They Cry

おすすめ度
(3.5)
価格:全部入り7,732円、出題編:2,480円 解答編:3,090円

種別:同人

開発:07th Expansion

販売:MangaGamer

ボイス:なし

原題は”うみねこのなく頃に”

”ひぐらしのなく頃に”を開発した07th Expansionの第二作目。

ひぐらしのなく頃にとは直接的なストーリーの繋がりはない。

同じくアニメ化やコミカライズ、ノベライズなどが行われた作品ではあるが、第一作目ほどの評価は得られていない。

決して低評価というわけではないのだが、一作目の”ひぐらしのなく頃に”が良すぎたために比較されがちで、僕自身もまだプレイしておらず、ここに紹介するべきか迷った作品だ。

ただ、”ひぐらしのなく頃に”ほどの評価ではないとしても一定のファンがいるのも事実なので、”ひぐらしのなく頃に”が気に入ったならプレイしてもいいと思う。

なお、本作は”出題編”と”解答編”の2つにパッケージが分けられており、更に2つをセットにしたコンプリート版は7,732円であるため、Steamで販売されているノベルゲームとしてはかなり高額な部類に入る。

まとめ

以上、今までの記事でも触れたゲームを含むMac・日本語対応のおすすめノベルゲームをまとめてみたが、Mac対応ノベルゲームの良いところはParallels Desktopを用意したりWindowsのライセンスを購入したりといった初期投資が必要なく、セール時に購入すれば低価格でネイティブmacOS上で手軽に楽しめる点だ。

ただ、Mac対応のノベルゲームだけでもその数はかなりのものだが、大手のゲームはまだまだMac版は数が少なく、メーカーもMacに対応させるといった動きはあまり見られない。

今後Macユーザーの増加、あるいはノベルゲームというジャンルの人気が上がればMacに対応したものが増えてくる可能性もあるが、現時点ではMac対応のノベルゲームはほとんどがインディーズ(同人)というのが残念。