モニターのバックライト漏れは初期不良か?交換までの顛末

近年、主にPCモニターにおいて「フレームレスモニター」というのが流行っている。

その名の通り従来のモニターに比べてモニターの周囲のフレーム(ベゼル・額縁)が細くフラットなのが特徴であり、見た目的にもかっこよくてスッキリしているしゲームや映画において没入感が高まるというメリットがある。

ただ、フレームレスモニターにおいて(特に安価な製品において)注意したいのがバックライト漏れだ。

フレームレスモニターはベゼルがあまりにも細いため、製造工程できちんとバックライトの密閉がされてないと液晶パネルの背面から光が漏れやすいのだ。

今回は、2018年の出来事ではあるがフレームレスモニターでバックライト漏れがあった場合、初期不良にあたるのか、それとも仕様の範囲内なのかを実際にメーカーに問い合わせたりAmazonでの交換を依頼してみたのでその顛末を紹介する。

バックライト漏れが起きたフレームレスモニター

バックライト漏れが起きたフレームレスモニターは4K HDRに対応したLG製の27UK650-Wという製品。

Amazonで購入したものだが、モニターを点灯してすぐに画面四隅に激しいバックライト漏れがあるのが確認できた。

四隅の白いぼんやりとした光がバックライト漏れである。

iPhoneのカメラで撮ったので露出過多になっており、実際には写真で見るほど酷くはないが、それでも正直僕としては「我慢できないレベル」だった。

特に黒い画面や暗い部屋では非常に目に付く。

早速LGサポートに問い合わせる

早速LGサポートに上記の画像付きでメールで問い合わせてみたところ、返ってきたのが以下のような内容だった。

「仕様範囲内と思われるが、一応点検したい」とのこと。

ただ、あとに続く文章では「点検に1〜2週間かかる」とあり、交換してもらえない可能性があるのに、正直それだけの期間モニターを手放すのはさすがに割に合わないので、今度は購入したAmazonに問い合わせてみた。

Amazonへの問い合わせの結果、交換になる

AmazonサポートにLGサポートからの返答も詳しく載せた上で、初期不良に当たるのか判断をお願いしたい旨をメールで伝えたところ、上記のような返信が来た。

Amazonサポートの日本語が若干おかしいのはともかく、内容としては「本来であればメーカーから初期不良と認定されない限り交換はできないが、今回に限り交換対応する」とのこと。

なんだかクレーマーの気分になったというか、実際にそうなのかもしれないが、今回はAmazonの言葉に甘えて交換をすることにした。

交換品が届く

Amazonへの問い合わせから2日ほどで交換品が届く。

早速点灯してみた結果がこちら。

依然としてバックライト漏れは健在だが、交換前の製品よりはよっぽどマシなレベルに落ち着いた。

この程度なら使用にも耐えうるので、今回はこの交換品で満足のいく結果となった。

ただ、上記の交換品として送られてきたモニターは現在でもメインで使っているが、1年使用したあと画面左上に赤い滲みが生じ、一度保証範囲内での無償修理を経験しているため、製品の設計自体に問題があるのではないかと思ってしまう。

まとめ バックライト漏れは少なくともLG製品は初期不良ではない

まとめると、LG製品モニターの場合は少なくともバックライト漏れは”仕様”と扱われる可能性が高く、Amazonも同様のスタンスだった。

実際にLGに点検に出していたら正式に初期不良と認定されていた可能性もあるが、あの写真を送って「仕様の範囲内と思われる」という返答には疑問を感じた。

いずれにしろ、今回は特別にAmazonの厚意で交換対応となったが、多くの場合はそう簡単に交換に応じてもらえないだろう。

この一件で僕はフレームレスモニターの意義に少し懐疑的になってしまった。

ただ、フレームレスモニターの全てにバックライト漏れが起きるわけではなく、もう一台のEIZO製のフレームレスモニター(EV2450)ではバックライト漏れは一切ない。

問題なのはやはり安価なフレームレスモニターであり、それらを購入する際はバックライト漏れが発生するのはほぼ避けられず、更に大抵の場合”仕様”と片付けられる可能性が高いので注意した方がいいだろう。

ドット抜けなどに関してはメーカーや販売店によるドット抜け保証などがオプションで付く製品もあるが、バックライト漏れに関してはそういった保証はほとんどない。

フレームレスモニターを導入するなら、金銭的に余裕がある場合は多少値が張ってもEIZOなどのしっかりとした国産製品を購入することをお勧めする。