
先日LGの4K HDRモニター”27UK650-W"が、左上に赤い滲みが生じたため修理に出したと書いたが、6月12日水曜日に修理から戻ってきた。
LG製のフーレムレスモニターは画面隅からの滲みが発生しやすいように思います。
INDEX
修理に出した時の状況
本モニターは2018年6月に購入したのだが、画面左上の赤い滲みの不具合に気づいたのが先月5月29日頃のこと。

その後LGのサポートに問い合わせたところ「修理するので修理センターに送るように」との指示を受けて5月31日にヤマト運輸で発送。
本来LG製品を修理に出すと”修理受付番号”を教えてもらえるようなのだが、僕の場合は修理センターに送るよう指示されただけで、特に受付番号などは教えてもらえなかったため、Webから修理状況を確認することは出来なかった。
発送から修理が完了するまで

その後ヤマト運輸の伝票の控えから発送したモニターを追跡したところ、翌週6月3日にLG修理センターに届いたことが確認出来た。
LGには一応同梱したメモ書きにメールアドレスや電話番号なども書いておいたのだが、メールや電話で連絡が来ることは一度もなく、翌週6月12日に修理から戻ってきたという流れ。
ちなみに配送業者は佐川急便で送料などもかからなかった。
不具合の原因
早速修理から戻っきたモニターを開けてみると、箱も同梱物もモニター自体もほぼ送った時のままであり、”新品交換になったわけではない”ということはすぐ気づいた。
箱を開けてみると修理レポートが入っていた。

どうやら向こうでも症状を確認出来たようで、赤い滲みは液晶パネルの不具合らしく、パネルを交換したようだ。
過失による故障ではないため、3年保証が適用されて無償修理になったのでその点は安心した。
ただ、僕はメモ書きに「画面左上に赤い滲み」と書いたのだが”ご指摘症状”の欄には「画面左右に赤い滲み」とあるのが気になる。
右上には赤い滲みは生じていなかったはずだが・・・。
なお、その他の同梱物は特になく、外箱から付属品・モニター本体の外装に至るまで送った時のままであった。
早速設置して確認

早速設置して問題が解消されているか確認。
黒画面にすると特に目立っていた画面隅の赤い滲みは綺麗さっぱりなくなっており、本当に液晶パネルを交換してくれたようだ。
また、液晶パネルを交換してもモニターの設定情報などは消えないらしく、モニター修理前のモニター設定がそのまま反映されている状態で戻ってきた。
ちなみに四隅の白いぼんやりとした光はバックライト漏れであり、写真だと酷く見えるが実使用ではそれほど気にならない。
このようなフレームレスモニターではバックライト漏れが発生することはほぼ避けられず、フレームレスモニターでバックライト漏れを気にする場合はEIZOなどの高品質な製品を購入した方がいいと思う。
LGのサポートには概ね満足
以前ASUS製モニターが壊れた時は、サポートに電話しても「折り返し電話する」と言って電話が来なかったり、故障品がASUSに届いても一向に修理が終わらないので、こちらから電話をするとモニターの修理を「忘れていた」ようで、いきなり新品交換になって戻ってきて、更に新品交換品にも関わらず数日で再び同じ箇所が壊れてまた送り返すという悲惨な体験をした。
それに比べるとLGのサポートは修理の進捗状況が確認出来なかったり、修理完了の連絡もなく突然モニターが送られてくるなど問題点もあるが、概ね満足出来るサポートだった。
ちなみに液晶パネルを交換したせいか、今まで設定していた色温度やガンマ、カラー調整などの設定を修理前と同じ値にしても以前と同じ色味にはならず、若干のキャリブレーションが必要だった。