
僕は初代AirPodsを2017年の7月に購入して、以来毎日のように使っているがAirPodsのバッテリーがこの2年半でどれだけ劣化したか、所感を述べたい。
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2年半の使用で持続時間は5時間から2時間未満に。

この2年半のAirPodsの長期使用により、現在僕のAirPodsはバッテリー100%であっても音楽の連続再生ですら2時間もつかどうかというレベルに落ちた。
初代AirPodsのバッテリースペックはAppleによれば以下の通りである。
- AirPodsと充電ケースの併用:24時間以上の再生時間、最大11時間の連続通話時間
- AirPods(1回の充電):最大5時間の再生時間、最大2時間の連続通話時間
- 充電ケースで15分充電:3時間の再生時間、または1時間以上の連続通話時間
購入当初はAppleが言う「最大5時間の音楽連続再生」が可能であったが、1年過ぎた頃から持続時間が短くなり、2年半経過した現在ではiPadなどで2時間の映画を見る、あるいは音楽をかけながら2時間作業をしているだけでも時折「バッテリー残量低下」の警告音が鳴るようになってしまった。
もちろん、AirPodsは充電時間は割と早いため、こまめにケースに入れて充電しながらであれば依然として利用可能であるし、ちょっと動画を見たり音楽を聴くといったことには支障がないが連続した使用はもはやできない。
AirPodsはAppleCare+必須

iPhoneなどであればAppleCare+を付けなくても1年以内であればバッテリーの劣化が起きた場合、無償で交換対応をしてくれるがAirPodsの場合はAppleCare+を付けない限りバッテリーの保証は受けられない。
Apple 製品限定保証では、バッテリーの欠陥は保証対象ですが、通常使用による劣化については保証対象外です。
AirPods 修理 - Apple
AppleCare+を付けなかった場合、バッテリーが劣化した際には交換料金としてAirPods片方だけで5,400円、ケースも同様に5,400円かかってしまう。
初代AirPodsが販売されていた頃はAirPods向けのAppleCare+は存在しなかったためどちらにしろバッテリー交換などは依頼できないが、現在販売されている第二世代のAirPods及びAirPods Proを購入した際は絶対にAppleCare+を付けたほうがいいだろう。
AirPodsのバッテリーを長持ちさせるには?

バッテリーで駆動している以上、長期の使用による劣化は避けられないがAirPodsを長持ちさせる上で重要なのは「ケースから出しっぱなしにしない」ということ。
BluetoothデバイスはApple製品に限らず、何らかのデバイスとペアリングされている状態だと、例え何のサウンドも再生されていなかったとしてもどんどんバッテリーが減っていく。
Bluetoothを使用している以上、これは避けられない問題なので「AirPodsを外している時は必ずケースに入れる」ということを心がけるのが一番だと思う。
僕のAirPodsのバッテリーがこれほど劣化しているのも「ケースから出したまま放置していることが多かった」というのが大きかったと思っている。
まとめ
AirPodsに限りAppleCare+を付けないとバッテリー劣化の保証が受けられないというのは落とし穴なのでAirPodsを新たに購入する際は必ずAppleCare+に入るようにしよう。
幸いAirPodsのAppleCare+は3,400円と割と安い方なので、バッテリーだけではなく故障のことも考えるとAppleCare+を付けておいて損はないだろう。