僕は普段からSMBC(三井住友銀行)のVisaデビットカードを使っているが、AppleのオンラインストアでVisaデビットカードが使えるのか不安な人もいると思うので、AppleオンラインストアにおけるVisaデビットについてまとめてみる。
なお、ここで言うAppleのオンラインストアはSIMフリーiPhoneやMacの購入をするストアであって、アプリのストアのApp Storeのことではない。
AppleオンラインストアでVisaデビットカードは使える

結論から言ってしまえばAppleのオンラインストアでもVisaデビットカードは使える。
僕は既に4年以上、VisaデビットカードでAppleオンラインストアのSIMフリーiPhone(約10万円)やMac(約20万円)・その他製品などを購入してきたので自信を持って言える。
Appleのサポートページでは以下のように説明されている。

ややこしいのだが、Appleが言う”デビットカード”とは”JCB Debit”のことであり、Visaデビットカード(またはMasterデビットカード)のことをAppleは”デビットカード機能付きクレジットカード”と呼んでいる。
以上を考慮してサポートの文章を読んでみると、Visa/Masterデビット(デビットカード機能付きクレジットカード)はAppleオンラインストアで、注意事項はあるものの使えることがわかる。
10万円を超えるSIMフリーiPhoneであろうが、カスタマイズした高価なMacであろうが、Visaデビットで問題なく決済出来る。
これはApp StoreでもiTunes Storeでも同じだ。
引き落としのタイミングは?
Visaデビットの特徴として”即時引き落とし”というのがあるが、これはAppleオンラインストアでも同じで、例えば僕がMac miniをカスタマイズして注文した時は”ご注文内容をご確認ください”というメールの到着後、1分程度で引き落とされた。

注文した製品の在庫状況にもよるが、基本的にAppleオンラインストアでVisaデビット決済で注文した製品は、注文後すぐに引き落とされると思っていい。
注意点

これは前述のAppleオンラインストアの注意事項にもある通り、Appleオンラインストアでは商品のキャンセルやApple側の事情、複数製品の購入の際に”二重引き落とし”が発生することがある。
これはVisaデビットの有名な欠点であるので、Visaデビットカードを使用している人なら知っている人も多いと思うのだが、Appleオンラインストアで扱っている商品はどれも高価であるため、二重引き落としの際に口座残高がマイナスになる可能性がある。
例えばVisaデビットの口座残高が10万円だったとして、ちょうど10万円のiPhoneをVisaデビットで購入したとする。
この時二重引き落としがなければギリギリではあるが問題なく製品を買うことが出来る。
だが、もしここで二重引き落としが発生した場合、20万円が口座から引かれて口座残高がマイナスになってしまう。
Visaデビットを発行する銀行によって対応は違ってくるだろうが、口座残高がマイナスになった場合は十中八九そのVisaデビットの使用は停止される(ロックがかかる)
こうなった場合は銀行に連絡するか、Appleのサポートに問い合わせて「二重引き落としになっているので、至急請求をそちらで取り消してほしい」とお願いするしかない。
Visaデビットの二重引き落としは、こちらから特に連絡をしなくても二重に引き落とされた分は遅かれ早かれ確実に戻ってくるが、口座残高がマイナスになった場合は銀行や購入したショップに連絡しなければならない。
僕の経験上、AppleのストアはオンラインストアにしろAppストアにしろiTunesにしろ二重引き落としの発生確率が高いので、口座の残高には余裕を持っていた方がいい。
もし10万円の買い物をするのだったら、倍の20万円以上は口座にあった方が安心である。
また、各銀行のVisaデビットには上限金額が設定されていることもあるので、上限金額についても確認しておいた方がいいだろう。