
最初Apple Watch Nike(Series 5)を購入した際、Nikeスポーツバンドも一緒に購入したのだがスポーツバンドの留め具の金属部分(ニッケルが含まれている)により「手首が火傷のようにケロイド状になる」という激しい金属アレルギー症状が出た(今は痕が残ってはいるもののほとんど治癒している)。
このようなかなり程度が酷いと思われる金属アレルギー持ちの僕がNikeスポーツバンドからNikeスポーツループに替えてみての使用感などをまとめたいと思う。
スポーツバンドの金属アレルギーついては以下の記事にて。

Nikeスポーツループの開封

まずはNikeスポーツループを開封して外箱・中身・同梱物などを紹介しよう。
ちなみに今回購入したのは44mmケース対応のApple純正Nikeスポーツループのブラックである。
なお、あとからバンドだけを購入する場合は基本的にケースサイズとバンドサイズが合っていれば全てのバンドと互換性があるため、NikeモデルのApple Watchだからと言ってNikeスポーツループを選ぶ必要はなく、通常のスポーツループでも問題はない。

Nikeスポーツループではあるものの外箱の表部分には特にNikeのロゴなどは確認できない。

パッケージ背面。背面ではNikeのロゴが確認できる。

続いて中身。
当たり前だが同梱物はスポーツループのみで、スポーツバンドには存在した「S/M」「M/L」サイズなどのサイズ違いのバンドなどの付属品は付いてこない。
本当にNikeスポーツループ1本のみである。

スポーツループをApple Watch Nike Series 5に装着してみるとこんな感じになる。
Apple Watchへ固定するラッチ部分も金属ではなくプラスチック。

面ファスナー部分。
面ファスナーの接着面はバンドの末端に5つ存在する。
Nikeスポーツループに替えてみての使用感

結論から言えばNikeスポーツループに替えてからは一切金属アレルギーやその他のアレルギーも出ておらず、数日間付けっぱなしであっても全く問題はない。
最初はNikeスポーツループのファブリック(繊維)に対してもアレルギー反応が出たらどうしようと不安だったが杞憂に終わった。
以前のNikeスポーツバンドは数時間着用しただけで留め具の金属部分を中心に手首が赤くなり、数日で火傷をしたような炎症及び膿が発生してケロイド状になるという激しいアレルギー反応が出たがNikeスポーツループは金属が一切使われていないため、そのような症状とは無縁だ。
ただし、問題点として僕は相当な痩せ型であるものの特に装着は問題なかったのだが、仮に僕より痩せている人が付けた場合は「面ファスナー部分が余る」という問題が起こるだろう。
僕もNikeスポーツループは面ファスナーの部分が余るギリギリの状態で装着している。
僕よりも痩せており手首が細すぎる人は場合によっては面ファスナー部分の末端をハサミなどで切って調整する必要が出てくるかもしれない。
なお、別の記事でも書いたのだがApple Watch及びNikeスポーツループを装着した手首の写真は手首が細すぎて異様な見た目になるため、人によっては不快感を抱く可能性がある他、ネットでの拡散の危険性を考慮して掲載しないのでご理解いただきたい。
まとめ
結論としてスポーツループ(Nikeスポーツループ)には非常に満足している。
仮に痩せ型でなくても面ファスナーであるため細かな調節ができるのでフィット感という点では文句のつけようがない。
ただ、バンドの取り付け部分(ラッチ)が金属ではなくプラスチックであったり、見た目的にも「安っぽい」と感じる人はいるかもしれない。
スポーツループはその名の通りファッション性というよりはフィット感や汗などに対する通気性を重視した製品であるため、見た目を気にする人は別のバンドなどを考慮してもいいだろう。