Apple TV 4Kを接続した4K HDRモニターで音声を再生する3通りの方法

Apple TV 4KはApple製品の中では唯一4K HDRコンテンツをPC向けの外付け4K HDRモニターで安定した環境で見れるデバイスだ。

macOS CatalinaでもPro Display XDRやiMac Proなら4K HDRコンテンツを見れるし、macOS Catalina 10.15.4以降であればMacに接続した4K HDRモニターで4K HDRコンテンツを鑑賞することも可能になったが、4K HDRモニターに接続するケーブルに制限があったり、Mac側でいちいちHDRのオンオフが必要だったりするため利便性が劣る。

現状では手っ取り早く4K HDRコンテンツを4K HDRモニターで見れるのはApple TV 4Kであると言えると思う。

ただ、Apple TV 4Kを4K HDRモニターに接続した場合、オーディオを出力する環境が非常に限られる。

ここではApple TV 4Kを4K HDRモニターに接続した際にオーディーオを再生する3通りの方法を紹介する。

Apple TV 4Kと外付け4K HDRモニターでのオーディオ環境構築

スピーカー・ヘッドフォンジャック付きの4K HDRモニターでHDMIからの音声を直接再生する

Apple TV 4Kはそもそも名前の通りテレビ向けのデバイスであり、通常音声を再生する媒体はテレビであることを前提としている。

そのため、もし使用している4K HDRモニターにスピーカーやヘッドフォンジャックがあれば4K HDRモニターのスピーカーから音声を出力するか、ヘッドフォンジャックにイヤホン・ヘッドフォン・外部スピーカーを接続して音声を出力するのが最も手っ取り早い。

しかしスピーカー・ヘッドフォンジャック付きの4K HDRモニターは数が限られる上、あくまでおまけ的な位置付けのため音質も悪い。

AirPodsなどのBluetoothデバイスを使用する

Apple TV 4KはBluetoothを搭載しているため、AirPodsなどに代表されるBluetoothイヤホン・ヘッドフォン・スピーカーをBluetooth経由で接続するのも手だ。

ただ、この場合、イヤホン・ヘッドフォンの場合は常にバッテリー残量に注意する必要がある他、他のデバイスでもそれらのイヤホン・ヘッドフォンを使用するなら再生するデバイスを切り替える度にBluetoothイヤホン・ヘッドフォンを再接続するという手間がある。

Apple TV 4KのAirPlayでオーディオーだけを飛ばす

Apple TV 4KはAirPlay及びAirPlay 2に対応しているため、対応する機器であればオーディオだけをApple TV 4KからAirPlay経由で送信することが可能だ。

ただし、Apple TV 4KのAirPlayは制限が多く、Apple TV 4KからオーディオをAirPlayで送信できるのは以下のデバイスに限られる。

  • AirMac Expressに搭載されたオーディオ出力ポートに接続されたスピーカー
  • HomePod
  • AirPlay対応のスマートテレビ・スピーカー

Apple TV 4KからオーディオをAirPlayで出力できるのは上記3つのデバイスに限られ、更にAirMac Expressは既に生産が終了したデバイスだ。

また、MacやiPadで映画を再生し、その映像をAirPlayでApple TVに飛ばすことも可能だが、その場合は音声出力もApple TV 4Kに切り替わってしまうため、Macで映像だけをAirPlayでApple TV 4Kに飛ばしながら音声はMac経由で聞くといったこともできない。

個人的な経験に基づくおすすめのApple TV 4Kのオーディオ出力

画像出典 Apple

個人的にはApple TV 4K用のAirPodsやBluetoothイヤホン・ヘッドフォン・スピーカーを用意して、Apple TV 4Kと常時接続して使用するのが一番安定していると感じる。

スピーカーやヘッドフォンジャック付きの4K HDRモニターがあったとしてもスピーカーの音質は悪く、ヘッドフォンジャック付きの4K HDRモニターにイヤホン・ヘッドフォンを接続したとしてもホワイトノイズが乗るなど音質に問題が出る場合が多い。

実際に僕の使用している4K HDRモニター「LG 27UK650-W」もヘッドフォンジャックを搭載しているが「サー」というホワイトノイズが発生し、とても聞くに堪えない音質だ。

AirPlayも対応デバイスが著しく限られている上、AirPlay対応のスピーカーは価格も高く、イヤホン・ヘッドフォン出力を搭載している製品も少ない。

AirPodsなどのBluetoothデバイスをApple TV 4K用に購入するのが最も手っ取り早いと思う。

もちろんAirPodsやBluetoothイヤホン・ヘッドフォンの場合、バッテリー残量に気を付ける必要があるが、バッテリーが劣化していない新品のAirPodsやBluetoothイヤホン・ヘッドフォンであれば2時間映画などのコンテンツであれば十分にバッテリーは持つだろう。

まとめ

以前までのApple TV(2012年モデルまで)であれば光デジタル出力端子を搭載してたので、USB-DACなどを利用すればApple TVのオーディオを柔軟に出力できたがApple TV 4Kの外部端子はHDMI端子・イーサネット端子のみのため、オーディオに関して制約が多い。

個人的には多少価格が上がってもいいので光デジタル出力端子を搭載してほしかったところだ。